夏の夜空を彩るペルセウス座流星群が、12日夜から13日明け方にかけて出現のピークを迎える。仙台市天文台(青葉区)によると、今年は12日午後9時ごろに月明かりがなくなる好条件。ただ肝心の市内の天候が曇りがちの予報で、市天文台の担当者は「何とか晴れてほしい」と願っている。
流星はペルセウス座の一点を中心に放射状に現れる。新月過ぎの月が沈むと、街の明かりが届かない場所では1時間に最大70個の観測が予想される。
市天文台は午後7時半~10時に芝生の広場で特別観察会を予定(悪天候時は中止)。プラネタリウムでは午後6時40分、7時15分の2回、流星群の仕組みや観察のポイントを紹介する特別投映を実施する。
仙台管区気象台によると、12日の市内は太平洋側から湿った空気が入り込むとみられ、10日時点の予報は曇り一時雨。連絡先は市天文台022(391)1300。