ホンダ、新興国向け「BRIO」量産モデル公開

ホンダは30日、アジア市場向けの新型小型車「BRIO(ブリオ)」の量産モデルを公開した。12月1日からタイで開かれるモーターショーで披露する。新型小型車は、現地生産・調達を徹底、低価格路線で成長著しい新興国市場向けに開発。今年1月にインドで開かれたモーターショーでコンセプトモデルが出展されていた。
 ブリオは、ベースの小型車「フィット」よりさらに小さい車体ながらも広い室内空間を確保している。ブリオは、タイとインドを生産拠点とし、タイでは2011年3月に、インドは同年中に市場投入の予定だ。タイでは40万バーツ(日本円で約120万円)前後の価格を想定。初年度は両国で計10万台の販売目標を掲げる。12年以降、タイ、インドの周辺新興国を中心に販売を広げていく。

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