トヨタ自動車とソフトバンクが共同出資する移動サービス会社、モネ・テクノロジーズ(東京)は28日、ホンダと日野自動車と資本・業務提携すると発表した。自動運転など次世代技術・サービスを巡る世界的な競争が激化する中、提携企業を増やすことで競争力を高める。
ホンダと日野はそれぞれモネに約2億5000万円を出資。5月末までに出資を完了する予定で、出資比率は約10%となる。トヨタグループの日野に加え、グループ外のホンダとも組むことで多様なデータを蓄積し、移動サービスの向上を図る。
モネは1月、ソフトバンクが50.25%、トヨタが49.75%出資して設立。自治体などと組んで実証実験などを展開している。