ホンダは10月23日、東京モーターショー2013への出展概要を発表した。4輪車では軽自動車のスポーツカーなど3モデルが世界初公開(ワールドプレミア)となる。注目の軽スポーツは、「2014年末から15年初めごろに発売の予定」(広報部)という。
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この軽スポーツは、オープン2シーターの『S660コンセプト』。伊東孝紳社長が12年9月に、14年の市販を表明していたモデル。ホンダの軽スポーツとしては1991年から96年に販売された『ビート』以来となる。ホンダは1962年の全日本自動車ショー(東京モーターショーの前身)に、4輪車事業への進出を企図し、当時の軽自動車規格に沿った試作モデル『スポーツ360』を出品したことがある。このモデルは商品化されなかったが、今回その復元モデルも東京モーターショーに出品する。
このほかのワールドプレミアは、モーターショー・プレスデーの11月20日に発表する新型軽自動車の『N-WGN』と今年12月に発表予定の『URBAN SUVコンセプト』。URBAN SUVは新型フィットと同じプラットフォームの派生モデルとなる。このほか、日本初公開としてハイブリッドスポーツになる次期『NSX』のコンセプトも出展される。