マイクロソフト、携帯用基本ソフトを刷新 使いやすさアピール

ソフトウエア最大手の米マイクロソフト(MS)は11日、多機能携帯電話(スマートフォン)向けの基本ソフト(OS)「ウィンドウズフォン7」を発表した。採用した電話機は欧州で今月下旬、米国で11月に登場する。
 MSはビジネス向けが中心だったこれまでのOS「ウィンドウズモバイル」を大幅に刷新し、写真や音楽、ゲームなど個人向け用途で使いやすさをアピール。スマートフォンで先行する米アップルやグーグルに対して巻き返しを図る。
 この日ニューヨークで開いた発表会で、スティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)は「いつも楽しく、自分の分身になるような電話だ」と述べた。新型機は画面に大きめのタイル状アイコンを配置。MSのゲームサービス「Xboxライブ」や音楽配信サービス、検索の「ビング」などを統合した。(共同)

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