マツコの指摘に国民的美少女が涙「まだ覚悟ができてないわ」

11月15日に放送された「アウト×デラックス」(フジテレビ系)に、女優の工藤綾乃がゲスト出演。国民的美少女が酒浸り生活に至る経緯を明かしたところ、マツコデラックスの一言が工藤の心を打ち、同様に悩める視聴者の共感を呼んだ。

2009年全日本国民的美少女コンテストでグランプリとモデル部門賞をW受賞するという史上初の快挙を、13歳で成し遂げた工藤。

しかし工藤自身は重荷に感じていることをこぼすと、「それ(肩書)があるからここにいられるんだよ? 朝ドラ女優だから私ここにいられるんだよ? 20年も前の話でここにいられるんだよ!?」と遠野なぎこがチクリ。

「やっぱりいまだに言われるんですか?」と工藤から聞かれた遠野は「いや、それがないといられないんだよ、ここに!」と声を荒らげた。

その後も、グランプリ受賞で大人たちに祭り上げられた自分を無敵だと勘違いし、チャンスをつかみきれなかった後悔や、求められる“国民的美少女”のイメージと素の自分との違いなど、やさぐれ感の漂うエピソードと発言が続出。

少女に背負わされた重荷を思っていたわりの言葉を掛けるマツコだったが、工藤が「お酒飲むようになってから、割と自分が出るようになったんです」と続けると表情が一転。

「お酒を飲んで自分を出すっていうけど、あれホントの自分と違うのよ」と指摘したマツコに、矢部浩之(ナインティナイン)も「あれ、お酒の力、借りてるからね」と続いた。

とどめに、友人たちとのすれ違いに寂しさを感じているともこぼした工藤へ、マツコは「あなたまだ覚悟ができてないわ!」とピシャリ。

「友達と会えない寂しいっていうところと次元の違う、『女優として絶対成功してやる!』っていうのがあったら、変わると思う」と、女優として大成することを最優先にしていない工藤の甘さを指摘した。

この一言に、工藤のみならず遠野までもがもらい泣き。

マツコは、スタッフへのあいさつといった基本を欠かさず、細やかな気配りを心掛け、自分の力で人間関係を築き上げていくようアドバイスすると、真剣に聞き入っている工藤と遠野に、「今、この話聞きながらもう酒飲みたくなってるでしょ(笑)」と山里亮太(南海キャンディーズ)がツッコんでスタジオを沸かせた。

SNS上では、マツコの一言で「神発言きたー!」「やばい号泣」「私もだよ…」などと悩みを抱えていた視聴者の感動コメントが続出。工藤のInstagramに多数の応援メッセージが寄せられるほどの盛り上がりを見せた。

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