マツダは4月14日、ロータリーエンジンを発電機として使用するPHEV(プラグインハイブリッド)モデル「MX-30 e-SKYACTIV R-EV」を「オートモビル カウンシル 2023」(幕張メッセ:4月14日~16日開催)で日本初公開した。
マツダの出展テーマは「ロータリーエンジンの可能性の追求と新しい価値への挑戦」。1967年にマツダが量産化に成功したロータリーエンジンはマツダを象徴する技術で、半世紀以上にわたってロータリーエンジンの可能性の追求と新しい価値への挑戦を続けてきた歴史を紹介。
マツダブースでは、公害対策や環境など、自動車に対する社会的要求が高まった1970年代に排ガス規制の先陣を切って投入した「コスモAP(Anti Pollution)」や、マルチフューエルに対応可能なロータリーエンジンの特性を活かして燃料多様性に挑戦した「RX-8ハイドロジェンRE」を展示。さらに、1981年の東京モーターショーで登場した「MX-81」も展示される。
国内初披露となる「MX-30 e-SKYACTIV R-EV」(欧州仕様車)は、必要とされる出力性能をコンパクトなユニットで実現できるロータリーエンジンの特徴を活かし、ロータリーエンジンを発電機として使用するPHEVモデルとして展示される。