埼玉県深谷市で11月、マツダ車の自動ブレーキの体験試乗中に起きた事故で、同社は26日、埼玉県警との合同調査の結果、車体やシステムに故障など異常がなかったと発表した。体験試乗会の自粛は続けるとしている。
事故が起きたのはスポーツタイプ多目的車(SUV)「CX―5」。
捜査関係者によると、自動ブレーキは時速約30キロを超えたり、アクセルを踏み込んだりすると作動しない仕組み。事故発生時は時速30キロを超えていたとみられる。県警は人為的ミスの可能性が高いとみて、販売店社員らから事情を聴いている。