仙台市内を拠点に活動する人気バンド「ＭＯＮＫＥＹ ＭＡＪＩＫ（モンキーマジック）」が２４日、仙台城跡（青葉区）のＰＲアンバサダーに就任した。交流サイト（ＳＮＳ）や音楽活動を通じて仙台城跡の魅力を発信。県内で最大震度６強を記録した２０２１年、２２年の地震で被災した仙台城跡の復旧と活用を力強く後押しする。任期は２年。
ブレイズさん「仙台の歴史は素晴らしく、かっこいい」
市役所で委嘱式があり、郡和子市長が委嘱状をメンバー４人に交付。七夕飾りの再生紙「仙臺（せんだい）七夕祈織（いおり）」を使った名刺、仙台空襲で焼失する前の仙台城大手門を背景に配した記念盾も贈った。郡市長は「海外でも知名度が高く、大いに盛り上げてもらえると期待している」と話した。
ブレイズ・プラントさん（４４）が大学時代に考古学を学んだ経歴やメンバーで城巡りを楽しんでいることなどをきっかけに、モンキーマジックが市に協力を申し出た。ブレイズさんは「仙台の歴史は素晴らしく、かっこいい。観光スポットとしてＰＲしていきたい」と意気込んだ。
ブレイズさんと兄のメイナードさん（４８）は仙台七夕まつり最終日の８月８日、仙台城本丸跡でアコースティックライブを開く予定。午後７時５０分～午後８時２０分、入場無料。
