「第42回東京モーターショー2011」が都内の東京ビッグサイトで開幕した。30日は報道機関向けの事前公開。各社は実用化段階に入った環境対応車を取りそろえたほか、携帯型情報端末やネットとの連動などで人と車がつながる次世代技術などをアピール。省エネと高い走行性能を両立させた車の展示も目立つ。
13カ国・地域から176ブランドが出展し、世界初52台、日本初82台を含む398台が公開される。景気低迷の影響で減っていた海外ブランドの出展は前回の9から欧州中心に24に増えた。日産自動車のカルロス・ゴーン社長は「自動車会社が車だけ売る時代は終わった。電気自動車(EV)とつながる住宅など社会インフラも同時に提案していく」と語った。
一般公開は12月3日から11日まで。当日入場券は一般1500円、高校生は500円。今回は月~土曜日の午後6時以降に入場できるナイター券(一般500円)を初めてつくった。