ユニクロ 仙台に超大型店3月開店 売り場東北・北海道最大

カジュアル衣料のファーストリテイリングが「ユニクロ」の超大型店「仙台泉店」(仮称)を、仙台市泉区市名坂に3月15日に開店させることが6日、分かった。平屋の建物はほぼ完成している。売り場面積は約3300平方メートルあり、東北・北海道で最大。ユニクロのほぼ全商品に当たる600種類を常時扱う。
 売り場面積は東北のユニクロで現在最大の「イオンモール利府店」(宮城県利府町)などの約1500平方メートルの2倍を超える。全国では東京の「銀座店」(約5000平方メートル)、大阪の「あべのキューズモール店」(3370平方メートル)などに次ぐ4番目の規模となる。
 立地するのは東日本大震災で被災して閉鎖した映画館などの泉コロナワールド跡地で、「ヨークタウン市名坂」の向かい。
 店内は開放感を出すため通路を広く取る方針。商品は低い場所での陳列を多くし、来店客の目に付きやすいようにするという。駐車場は約120台分を確保する。
 近くにあるユニクロの「ヨークタウン市名坂店」は今月17日で営業を終え、低価格の衣料ブランド「ジーユー」に業態変更する。
 ファーストリテイリングは仙台での超大型店出店について「生活が多様化する中、全商品を扱える店舗にすることで、東北各地からの来店が見込める。用地を確保しやすいため、郊外のロードサイドに着目した」と説明している。
 ユニクロ仙台泉店は平日が午前11時、土日が午前10時開店で、閉店は各日とも午後8時。

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