ラップ、洗剤、野菜、包丁―震災で変わる買い物事情

東日本大震災以降、ネット通販の利用がうなぎ昇りに増えている。6月14日付日経新聞によると、ネット通販における水のリピート率はなんと9割以上。重くてかさばる水ならまだしも、近所のスーパーでも買えるはずのラップまで4月には前年比1.77倍の売り上げを記録した。震災直後のミネラルウォーター不足でネット通販に頼った消費者が、それをきっかけにキッチン用品や日用品、野菜まで購入し始めたようだ。
それもそのはず、COBSONLINEによるアンケートでは20代のビジネスパーソンが「家の隣にあったらうれしい施設ベスト5」にあげているのは、男女共にコンビニとスーパー。そもそも、潜在的に「買い物に割く時間と手間を節約したい」志向があったことがわかる。
(社)日本通信販売協会によると、ネット通販を利用する理由として「価格が納得できるから」49.8%、「買い物に行く時間を節約できるから」45.5%、「他で手に入れにくいものだから」39.7%がトップ 3に並ぶ。普段使いのものでも、主体的に選びたいという意識が見え隠れする。
情報通のビジネスパーソンの間では、ネット通販の中でもポイントサイトを利用する傾向が高い。ポイントサイトとは、ショッピングはもちろんゲーム、アンケートなどサイトの中で遊ぶことによってポイントが貯まり、現金などに交換できる仕組み。中でも、『Potora(ポトラ)』は注目度急上昇中だ。
貯めたポイントを、現金だけでなくTポイントやnanacoギフト、宅麺クーポンなどと幅広く交換できる点が支持される理由。また、提携サイトで買い物する際にPotoraを経由すれば、Potoraのポイントも貯まり、1度で2度おいしい仕組みになっている。つまり、普通に楽天で買い物するよりPotoraを経由して買い物をしたほうが、Potoraポイントも貯まってお得ということだ。
さらに、スマートフォン用サイト『さんポトラ』はそれ以上の優れものとして人気だ。ポトラとともに会員登録しておけば、移動距離に応じてポイントが付与され、また、さまざまなイベントをクリアすることでもどんどんポイントが貯まっていく。毎日の通勤や外出、旅行などもポイントに換算できるから何とも嬉しいサービスである。
たとえば、『Potora』で行われている「本格芋焼酎の特集」だが、ここで200名を限定に霧島芋焼酎を購入すると14,000ポイントが付与され、現金1,400円分に交換できる。また、中には動画を視聴するだけで10ポイントというケースもあり、ほしい商品と現金、両方手に入るショッピングサイトというわけだ。こういったサイトには、一般的なサイトには出てこない貴重な情報が多いためお得感も大きい。
実際、ユーザーAさん(都内在住、30代男性)は「仕事が終わって帰宅すると、疲れて買い物する気にもなれない、それにこの先収入が増えるわけでもないし買い物やゲームが現金に直結するのはありがたい」という。
ここにしかないお得な買い物情報と、自分の利益にもつながるポイント。一石二鳥なポイントサイト、賢いお買い物術のひとつとして登録してみてはいかが?

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