ラーメン支出額、仙台市の「3強」入りは8年ぶり 2022年・家計調査

2022年のラーメン年間支出額で、仙台市が前年の6位から3位に躍り出た。総務省が7日公表した家計調査によると、仙台市の「外食の中華そば(ラーメン)」年間支出額は、前年の約1・5倍に当たる1万2480円だった。仙台市がトップ3に食い込むのは14年以来8年ぶり。

 過去10年間(13~22年)のラーメン年間支出額ランキングをみると、仙台市は14年、最高の2位となっている。期間中の最低順位は17、18年の9位。支出額が最も少なかったのは21年の8067円で、全国6位だった。

 2年ぶりに日本一を奪還した山形市の22年ラーメン支出額は1万3196円で、3位の仙台市との差は716円。21年はトップの新潟市と6位の仙台市との差は5667円と大きく開いていたが、22年はおよそラーメン1杯分の差までトップを追い上げた格好だ。

 家計調査は全国の都道府県庁所在地と政令指定都市の2人以上世帯を対象に実施。22年のラーメン年間支出額の上位10都市は①山形市②新潟市③仙台市④宇都宮市⑤秋田市⑥福島市⑦川崎市⑧青森市⑨金沢市⑩さいたま市―の順だった。東北6県の県庁所在地のうち、5市がランクインした。

ラーメン支出額の推移
タイトルとURLをコピーしました