リニア「起点」品川駅、地下40mにホーム

JR東海が2027年の東京(品川)―名古屋間の開業を目指しているリニア中央新幹線の「起点」となる品川駅と「終点」の名古屋駅の概要が判明した。
 東海道新幹線の通常運行を続けながら地下に大規模な新駅を建設するため、工期は10年以上に及ぶ見通しだ。
 リニアの品川新駅は、東海道新幹線品川駅の真下の地下約40メートルにつくる。新幹線のホームに並行する形で、長さ約1キロ・メートル、最大幅約60メートルの巨大な空間にホームを二つ建設し、各ホームには2編成ずつ計4編成のリニアが停車できる。
 終点の名古屋駅も地下約30メートル(新幹線ホームからは約40メートル)に建設し、品川駅と同様に4編成のリニアが停車できるようにする。
 品川、名古屋両駅ともエスカレーターとエレベーターで地上の新幹線ホームと結ぶ。エスカレーターを使った場合の乗り継ぎ時間は3~9分という。

タイトルとURLをコピーしました