リベンジポルノ防止法が成立

 元交際相手らの性的な写真や動画をネット上に掲載する「リベンジポルノ」への罰則を盛り込んだ被害防止法が、19日午前の参院本会議で可決、成立した。画像を拡散させた場合に、3年以下の懲役刑を科す。
 同法は、第三者が撮影対象者を特定できる方法で性的画像を不特定多数に提供するなどの行為を「公表罪」と規定。3年以下の懲役または50万円以下の罰金に科すとした。
 また、ネット上の画像削除の手続きも迅速化。現行のプロバイダー責任制限法で、プロバイダーが発信者に削除への同意を照会した後、7日経過しても不同意の連絡がない場合に削除できるとする規定に特例を設け、照会期間を2日に短縮した。 

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