茨城県内の有名ブランド店がクリスマス商戦を最後に撤退へ――。水戸京成百貨店(水戸市)の1階に出店している「ルイ・ヴィトン」の水戸京成店が12月25日で営業を終えることが分かった。 【写真】傘下に「ルイ・ヴィトン」「ティファニー」…仏LVMHのアルノー氏が世界長者番付1位
同店舗は県内では唯一の直営店で、多くの来場客から親しまれてきた。2006年に百貨店の目玉としてオープンした際には入場制限がかかるほどの盛況ぶりで、12年には改装して売り場を広げて品ぞろえを増やした。
「ルイ・ヴィトン ジャパン」は、閉店の理由を「百貨店側との契約の満了によるもの」とし、「今後もオンラインショップなどを通じてお客様にサービスを提供したい」としている。店舗での修理品の受け付けは9月30日で終了する予定。
同百貨店は後継店舗の誘致に乗り出しているが、具体的な動きはないという。