みなさんは、次に乗り換えるとしたらどんなクルマが買いたいと思いますか。ソニー損害保険株式会社(東京都大田区)が実施した「2024年 全国カーライフ実態調査」のなかで聞いたところ、ホンダの「N-BOX」が1位となりました。また、次に購入したい車のエンジン・モーターのタイプについては、「ガソリン車」が最も多くなったそうです。
調査は、自家用車を所有し月に1回以上車を運転する全国の18〜59歳の男女1000人(各年代125人ずつ)を対象として、2024年7月にインターネットで実施されました。
まず、「主に運転している車のボディタイプ」を尋ねたところ、「軽自動車」(35.0%)が最も多く、次いで「コンパクトカー」(17.2%)、「ミニバン」(16.4%)、「SUV・クロカン」(12.9%)が続きました。
これを性・年代別にみると、女性では「軽自動車」が47.4%と、男性(22.6%)と比べて24.8ポイント高く、男性の2倍以上となりました。また、10〜20代女性では「軽自動車」(55.2%)が半数以上となり、30代男性、40代男性では「ミニバン」(24.8%、28.0%)が最も多くなっています。
続けて、「主に運転している車のエンジン・モーターのタイプ」を尋ねたところ、「ガソリン車」(64.6%)がダントツに。以下、「ハイブリッド車(HV)」(24.8%)、「クリーンディーゼル車(CDV)」(3.1%)、「プラグインハイブリッド車(PHV)」(2.5%)、「電気自動車(EV)」(1.2%)が続きました。
過去の調査結果と比較すると、「ハイブリッド車(HV)」は2023年の19.0%から5.8ポイント上昇しており、ハイブリッドシステムを採用する車種の増加の影響がうかがえます。
一方、「次に乗り換える際に購入したい車のエンジン・モーターのタイプ」では、「ガソリン車」(39.5%)が最も多くなり、次いで「ハイブリッド車(HV)」(38.7%)、「プラグインハイブリッド車(PHV)」(8.0%)、「電気自動車(EV)」(7.5%)、「クリーンディーゼル車(CDV)」(5.5%)が続きました。
最後に、「次に車を買替える際に最も購入したい車」を教えてもらったところ、1位「N-BOX(ホンダ)」(4.4%)、2位「プリウス(トヨタ)」(4.1%)、同率3位「アクア(トヨタ)」「ルーミー(トヨタ)」(いずれも3.2%)、同率5位「アルファード(トヨタ)」「ノア(トヨタ)」(いずれも2.9%)という結果になりました。
これを男女別にみると、男性では1位「プリウス(トヨタ)」(5.1%)、2位「アルファード(トヨタ)」(4.1%)、3位「ハリアー(トヨタ)」(3.9%)がTOP3に。
一方、女性では1位「N-BOX(ホンダ)」(6.4%)、2位「ルーミー(トヨタ)」(5.1%)、同率3位「タント(ダイハツ)」「ムーヴ キャンバス(ダイハツ)」(いずれも4.1%)がTOP3となりました。
なお、過去の調査結果と比較すると、2023年は18位だった「ルーミー(トヨタ)」が大幅上昇し3位となったほか、2位だった「N-BOX(ホンダ)」が1位、5位だった「アクア(トヨタ)」が3位、12位だった「ノア(トヨタ)」が5位、10位だった「タント(ダイハツ)」が8位とそれぞれ上昇しました。
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【出典】
▽ソニー損保の自動車保険