5月21日の金環日食をきっかけに天体に興味を持った人も多いだろう。今月も貴重な天体ショーが盛りだくさん。まずは今日6月4日の夜に見られる部分月食だ。
部分月食は地球の影に入った月の一部が欠けて見える現象。午後6時59分から午後9時7分ごろまで観測することができる。食のピークとなる午後8時3分には月の約4割が欠けて見える。
次に日本で部分月食が見られるのは2013年の4月26日。しかしこれは西日本でしか見ることができないため、日本全国から観測可能な今夜の部分月食は必見だ。
九州や沖縄の一部地域は雨のため観測が難しそうだが、この月食の模様は「SOLiVE24 Ch.」でも生中継される予定で、PCやスマートフォンから視聴可能。
さらに6月6日の昼には金星が太陽の前を横切る「金星の日面通過」がある。この機会を逃すと105年後まで世界のどこからも見ることができない激レアイベントだ。こちらも「SOLive24 Ch.」で中継予定。今月も日本の空から目が離せない。