安倍政権がデフレ脱却を最優先課題に掲げる中、大手コンビニチェーンのローソンが従業員の賃上げを決めたことが関係者への取材で分かりました。政権交代後、大手企業による賃上げが分かるのは初めてです。
関係者によりますと、ローソンが賃金を引き上げるのは、20代後半から40代の社員が対象で、来年度から年収ベースで平均3%前後、金額にしておよそ15万円程度引き上げるということです。
安倍政権が掲げるデフレからの脱却には、物価の上昇だけでなく賃金の上昇も欠かせないため、今年の春闘が本格化する中、賃上げが他の企業にも広まるか注目されます。(07日00:04)