ワカサギ 栗原・花山湖で今季の営業スタート

宮城県栗原市花山の花山湖で1日、今季のワカサギ釣りが始まった。岩手、宮城両県の釣りファン32人が訪れ、体長5~10センチほどのワカサギを次々と釣り上げた。

 4隻のドーム船(定員計32人)は花山漁業協同組合が営業する。釣り客はさお先に神経を集中し、「(4匹同時に釣る)『4連掛け』が来た」などと声を張り上げて楽しんだ。

 1時間で100匹釣った仙台市泉区の看護師熊谷あかりさん(25)は「やっとワカサギの時季が来た。『爆釣(ばくちょう)』です」と笑顔を見せた。

 花山漁協は2020年2月にワカサギ釣りを始め、4シーズン目を迎えた。三浦勇市事務局長(54)は「今年は春に青森県の十和田湖から約500キロのワカサギをトラックで運んで放流した。たくさん釣って楽しんでほしい」と話す。

 事前予約が必要。11月は既に満席で、12月の予約は11月8日午後2時半から受け付ける。釣りの営業は午前8時~午後4時。料金は大人3000円、小中学生2000円、1隻貸し切り2万2000円。連絡先は花山漁協事務局090(2983)2265。

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