宮城県は24日、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種について、県内35市町村のスケジュールを発表した。60歳以上を対象とした接種は、今月末までに仙台、多賀城、富谷など6市町村でスタート。6月末までに半数以上の22市町村で行われる見通し。
県が23日時点でまとめた各市町村の開始時期は表の通り。60歳以上への接種は6市町村が5月、16市町が6月、12市町が7月以降を見込む。
18~60歳の基礎疾患がある人が対象の接種は5市町村が5月、12市町が6月、16市町が7月以降に始める。女川町はいずれの接種も調整中。
接種の形態に関し、60歳以上への接種では24市町が個別と集団の併用を決定。塩釜、多賀城、栗原、富谷、丸森、大和、大郷、大衡の8市町村は個別接種のみ、村田、南三陸の2町は集団接種のみの予定。岩沼市は集団接種に加えて個別接種を調整している。
4回目の接種券は、大半の市町村が6月までに発送する。