政府は現在、実施している入国制限について、ベトナムなど4カ国を対象に緩和して今月中にも一日250人程度の入国を認める方針であることが分かりました。
政府は111の国と地域を対象に外国人の入国を原則として禁止していますが、感染状況が落ち着いているベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国と制限の緩和に向けた協議を行っています。政府関係者によりますと、一日最大で250人程度のビジネス関係者について入国を認める方向で検討を進めているということです。また、入国後は公共交通機関を利用しないことやスマートフォンに位置情報を記録することなどを求める考えです。さらに、日本人の出国者を対象にしたPCR検査の専門施設の設置も検討しています。