一目千本桜 折れた枝でキーホルダー

一目千本桜で知られる大河原町で7日、子どもたちが桜への理解を深める体験行事「それゆけ!さくら探検隊」があった。町社会福祉協議会などの主催。
大河原小3~6年の36人が参加。町さくらの会のメンバーから一目千本桜の歴史を学んだ後、折れた枝を使ったキーホルダーを作った。児童は長さ5センチの枝にひもを通し、花びらの形に切った千代紙を貼り付けて完成させた。
キーホルダーは来春、同町を訪れた花見客にプレゼントする。「桜をゆっくり楽しんで」「来年も見に来て」など、町内のお年寄りと一緒に花見客に贈るメッセージも考えた。
5年菅野真衣さん(11)は「大河原の桜をもっと好きになってほしい」と願った。5年田中なつきさん(10)は「桜を見て楽しむだけでなく、歴史も多くの人に知ってほしい」と話した。

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