一色紗英、10年ぶりCM出演 変わらぬチャーミング&母親らしさで魅了

女優の一色紗英(42)が、江崎グリコ「プリッツ」の新CMで10年ぶりにCMに出演することがわかった。同商品の10年ぶりの大リニューアルにあたり主婦役で起用され、変わらぬチャーミングさと三児の子育てを経験した母親らしさを見せた。

【動画】一色紗英、10年ぶりのCMで主婦役 変わらぬチャーミングで魅了

 1990年代前半に「三井のリハウス」や「ポカリスエット」のCMに出演し、その美少女ぶりで一世を風靡(ふうび)した一色。女優・モデルとしての活動を経て自身のファッションブランドを立ち上げると、2002年に実業家の男性と結婚、同年に長女、04年に次女、06年に長男を出産した。

 今回が久しぶりのCM撮影ということで、「上手くお芝居できるかなぁ」と不安を漏らし、やや緊張の面持ちで現場入りした一色だったが、息子役の遙灯(はると)くんのかわいらしい自己紹介を受けて、やさしくハグを交わすと、すっかり表情がリラックス。仲良く絵コンテを見ながら、「ここはこうするんだって」「このシーンで一緒だね」などと言葉を交わし、監督の説明を受ける母子のツーショットに、現場の空気が早くも和んだ。

 夫役の俳優とチャーミングなやり取りを繰り広げるシーンでは、夫から華麗な動きで逃れたかと思うと、今度は一転して「あーん」と笑顔で口を開けながらやさしく差し出すなど、夫婦の掛け合いはほぼ一色のアドリブで進行。「これはさすがに遊び過ぎだよね(笑)」とスタッフの笑いを誘う一幕もあったという。

 このCMは一色だけではなく、監督・カメラマン・美術デザイナー・スタイリストなど、広告に携わる制作チームを、結婚や出産などでしばらく現場から離れていたメンバーで構成された。制作陣が久しぶりに夢中になれる機会とすることで、じぶん時間を応援する「プリッツ」のメッセージを表現。撮影後には「久々に現場のライブ感を体験して、ワクワクする感じを思い出しました」と充実感に満ちた表情で語り合っていた。

 撮影を終えた一色は「不安もありましたが、監督をはじめ、私と同じように現場を離れていた方が多かったので、緊張感がありながらも自然とリラックスできて、あまり違和感はなかったような気がします」と充実感たっぷり。自身の子供は上二人が高校生、一番下も中学生のため「CMの内容とプライベートが重なる部分はあまりなかったですけど、休憩中、小さい子供が『ママ~』と甘えているのを見ていて、懐かしいなと思いました」と笑顔を浮かべた。

 8月1日から「夢中時間」篇、同8日から「夢中時間アルバム」篇がオンエア。ウェブサイトでは動画「なぜプリッツはおひさしぶりのスタッフを集めて CM を作ったのか」篇が公開。

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