三又又三CMが評判悪く即終了、カルビー担当者反省「どうかしてた」。

お笑いタレントの三又又三(47歳)が、ビートたけし(67歳)のコネでカルビーのCMに出演。しかし、不評のため3日間で放送終了となったようだ(※YouTubeで公開中 https://www.youtube.com/watch?v=wY5UNRz62MM)。
たけし(原作・監修)は、さくらももこ(作画)と共に、カルビーの全商品を対象としたシリーズCMを手がけている。三又が出演するCMはたけしが当初から構想していたものだった。
その内容はこうだ。晴れた日の公園で仲間たちと楽しげに「ポテトチップ」を食べたり、サッカーボールを蹴ったりし、最後には「そのパリッ好きだぜ」と、青春ドラマのワンシーンのようなセリフも飛び出すさわやかな三又。カルビーCMの歴史あるフレーズ「♪カルビーのポテトチップス~」も見事に演じきった。
全国ネットでのCMデビューを果たし、「まさかの大抜擢だったので、カルビーさんのCM キャラクターとして、いつもと違う三又又三を表現しました(ニヤリ)」と、本人はとても満足な様子。さらに「このCMを色々な企業の方が観て、これから仕事が増えて忙しくなると思います」とも語っていたが、11月10日から全国オンエアしたところ反応も微妙で、12日にはあえなく終了。“幻”のCMとなってしまった。
三又の実写版主演CMを全国でオンエアするという、英断なのか、暴挙なのか、決定を下したカルビー担当者は「やっぱり評判はイマイチでした。あの時(決断した時)はどうかしてたのかな」と、自身が錯乱状態だったことを認めている。
しかし、どうやら救済措置(?)もとられるようだ。11月13日からは、アニメーション内のテレビ画面に実写版の爽やかな三又が登場する“続編”のオンエアが決定。この“続編”は、アニメーションでの主役となる小柳津(おやつ)家の子どもたちから「つまんねぇCM」「ミマタ嫌い」と不評を買うストーリーとなっている。
☆新CMストーリー
ある日の夕方、ひとくち劇場の主役である小家津家の長男“一郎”と妹の“ちゃこ”が、仲良く一緒にリビングでポテトチップスを食べながら、テレビを観ている。しかし、テレビ画面には実写版の“さわやか”なミマタ(三又又三)が出演するカルビーのCMが……。
CMでは白シャツが似合うイケメンを演じるミマタが、快晴の公園で仲間たちと楽しげに「ポテトチップ」を食べるシーンや、得意気にウィンクをするシーンが爽快なミュージックと共にテンポよく流れている。そして、「♪カルビーのポテトチップス~」とミマタがセリフを放った瞬間、一郎が「つまんねぇCM……」とため息交じりにボソッと言うと、すかさず妹のちゃこが「ミマタ、嫌い!」とバッサリ。
テレビの前で子どもたちにダメ出しされる中、最後にミマタは「そのパリッ好きだぜ」と青春ドラマのワンシーンのようなセリフを放ち、サッカーボールを見事に空振り。そして、ナレーションが「がんばれ。ミマタ。」とフォローしながら「カルビーひとくち劇場 ポテトチップスがんばれミマタ」篇を締めている。

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