盛岡市の製パン業、白石食品工業は、三陸鉄道(宮古市)の全線運行再開から4月6日で1周年となるのを記念し、沿線の食材を使った2種類のパンを開発した。4月1日~5月31日の2カ月間、東北全域のスーパーやコンビニエンスストアなどで販売する。
「山ぶどう&ホイップパン」は久慈市、岩手県野田村産ヤマブドウジャムを使用。ホイップクリームと合わせて甘酸っぱく仕上げた。「岩泉牛乳蒸しパン」は岩泉町産牛乳の風味と、もっちりとした食感が特長だ。
いずれも1個120円(税抜き)。期間中計14万個を販売する。
三鉄の望月正彦社長は「地域食材を使ったおいしいパン。たくさん食べてほしい」と話した。