三陽商会が、ライセンスで展開する「バーバリーロンドン」の婦人服と紳士服を2015年春夏シーズンで終了すると発表した。「バーバリー・ブルーレーベル」と「バーバリー・ブラックレーベル」は、2015年秋冬シーズン以降、バーバリーの名称を付けずに新たなサブブランドとして事業を継続する。
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三陽商会は、バーバリーのライセンス契約について、ライセンサーである英国バーバリー・リミテッドならびにバーバリー・ジャパン、共同ライセンシーの三井物産株式会社と協議した結果、15年春夏で「バーバリーロンドン」のライセンス事業、グローバルコレクションを販売する子供服事業をバーバリーグループに移管することを決定。今後、三陽商会の「バーバリー・ブルーレーベル」と「バーバリー・ブラックレーベル」は名称を「ブルーレーベル」と「ブラックレーベル」に変更し、商品の企画・製造・マーケティングの体制を変えず三陽商会のオリジナルブランドとして引き続き行う。
三陽商会は、ライセンス契約のもと、40年以上にわたって日本国内における「バーバリー」のアパレル商品企画・製造・販売を行ってきたが、2009年に内容を見直し、期間を当初の2020年までから2015年に短縮。2012年2月に「バーバリー・ブルー レーベル」のメンズ、2013年春夏で「バーバリー・ブラックレーベル」のウィメンズの展開を終了させている。