2017年上半期(1〜6月)の新車販売ランキングは、ホンダの軽自動車「N―BOX」が初の首位となった。16年の上半期1位だったトヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」は2位に後退した。3位は日産自動車「ノート」。燃費効率の良いエコカーや軽自動車が上位を占めた。
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が6日発表した。
首位のN―BOXは全面改良の直前にもかかわらず、女性を中心に若年層の人気を集め、販売台数は10万6231台と前年同期比10.7%増加。プリウスは、新型モデルの投入で好調だった前年の反動で36.0%減と大幅に落ち込んだ。トヨタが16年12月に発売したスポーツ用多目的車(SUV)「C―HR」は5位に入り、SUVの分野でトップとなった。