上野のパンダ、日本名決まる「リーリー」と「シンシン」

東京・上野動物園が中国から借り受けるジャイアントパンダのつがい2頭の日本名が9日、決まった。オスが「リーリー」、メスが「シンシン」。都が名前を公募していた中から審査の末に選ばれた。今月22日の午前中に記念式典が開催され、午後1時から一般公開される。
 パンダの中国名はオスが「比力(ビーリー)」、メスが「仙女(シィエンニュ)」。都が中国野生動物保護協会に年間95万ドル(約7800万円)を支払い、10年間借り受ける。2頭は先月21日、上野動物園に到着。さまざまな検査のほか、約9千万円かけて改修したパンダ舎に慣れるための飼育が行われていた。
 都は、2頭の来日にあわせて日本名を公募。その結果、オスには359件、メスが127件の応募があり、審査の結果、それぞれ「リーリー」「シンシン」が選ばれた。

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