下取り価格が期待できる車は「ハイブリッドのミニバン」-。トレンド総研(東京都渋谷区)が自動車ディーラーに行った調査でこのような結果が出た。
調査は9月、自動車販売業などの男女100人(23~62歳)を対象に行った。
それによると、「下取り価格を考慮した場合、今後、人気が高まるのは『ガソリン車』と『ハイブリッド車』のどちらだと思いますか」の問いに、79%が「ハイブリッド車」と回答。ハイブリッド車の中で注目している車種は「ミニバン」が55%でトップだった。
理由は、「ミニバンは根強い人気があり、ハイブリッド車が少ない」「現在のラインアップを見ると、販売台数を稼げそうな車種はミニバンだけだと思う」「全体的にミニバンの需要が多いから」など。今後、下取りで人気が上昇すると思うハイブリッド車の車種を尋ねても、「ミニバン」が59%で最多だった。
また、新車を買う際に消費者が意識しておくと良いこととして、「ディーラーと友好的な関係を築く」(65%)、「新車購入の意思があることをディーラーにしっかり伝える」(45%)に次いで、「将来の下取り価格を事前にシミュレーションしておく」(37%)が挙がった。