不況のラブホテル 涙ぐましい集客アイデア

長引く不況の影響でラブホテルが進化している。客を呼ぶためにサービス強化を図っているのだ。ラブホテル専門の情報サイト「ラブホ55」の広報担当者が言う。
「サービス向上の大きな動機はお客の減少です。リーマン・ショック後の不景気と、若者が平日の宿泊を嫌がるようになったことが大きい」
 昔と違って今の若者はラブホから出勤するのを嫌がる。そうした若者を獲得するため、2、3年前までは夜10時以降だった宿泊スタート時間を、夜7~8時からにしているホテルが多い。早めに入れるため、バーなどでヒマをつぶす必要がなく、経済的なのだ。
「千葉でチェーン展開している『ウォーターゲート』というホテルは施設内に厨房があり、熱々の料理を部屋で食べることができる。カレーライスは480円~、お好み御膳が620円とお手ごろ価格。お酒も注文できるので、キャバ嬢とそのままホテルに入り、食事のあとベッドで“メーンディッシュ”を味わうことができます。歌舞伎町の『ジャルディーノ新宿』はフロントに5、6種類の入浴剤を用意。お客は好きなものを部屋に持っていけます」(前出の担当者)
 このほかビールと缶ジュースの6本がタダで飲めるところや、浴槽で遊ぶアヒルのオモチャを用意しているところも。フロントでアイスやケーキをくれたり、部屋着のほかにガウンを用意しているラブホも増えている。
 もちろんエッチなオマケもある。
「鴬谷には枕元に鳥の羽根とアイマスクをセットで置いているホテルがあります。女性を目隠しし、羽根で背中や股間を刺激するためのもので、持ち帰りOK。僕も使ってみましたが、けっこう楽しめます。このほか濡れにくい中高年女性のために挿入り○用の潤滑オイルを用意したり、蛍光塗料付きのコンドームやいちご味のコンドームを無料提供しているところもあります」(風俗ジャーナリストの村上行夫氏)
 久しぶりに行ってみますか。

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