世の中の父親の4人に1人は「週1日以上家族のために料理をする」–日清食品調べ

日清食品ホールディングスでは、即席麺(インスタントラーメン)を通じて子育てを楽しんいる世の中の父親を“育麺(イクメン)”と名付け、「お父さんの家事・育児」の実態を探ったウェブアンケート「“育麺” に関する意識調査」の結果を発表した。調査対象は、小学生以下の子どもを持つ父親・母親計800名。
調査結果によると、父親400名に「家族のために料理をする頻度」を聞いたところ、「週に1日程度」「週に2~3日程度」「週に4~5日 程度」「ほぼ毎日」のいずれかを選択した人が26.1%にのぼったという。
お父さんが家族のために料理をする頻度
お父さんが家族のために料理をする頻度
中でも、小学生の子どもを持つ父親は小学生未満の子どもを持つ父親と比較して料理をする頻度が多いという。子どもの年齢と料理をする頻度の関係について分析した結果、子どもの年齢が「小学校低学年」「小学校高学年」「3~6歳」「0~2歳」の順で「週1日以上」料理をする父親の割合が高いという結果となっている。これは、子どもが小学生にあがる前後で、父親が料理をする頻度に変化が出るのではないかと推測できる。
子どもの年齢と料理をする頻度
子どもの年齢と料理をする頻度
父親の「イクメン度」・子どもからの「尊敬度」と、父親が料理をする頻度との関係を調べた調査でも面白い結果が出ている。父親400名に「あなたはご自身を『イクメン』(育児に積極的)だと思いますか」という質問をしたところ、「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答したお父さんの合計は45.0%となり、半数近いお父さんが「イクメン」であると自負しているという結果になったという。
あなたはご自身を「イクメン」(育児に積極的)だと思いますか?
あなたはご自身を「イクメン」(育児に積極的)だと思いますか?
そして、この質問の各回答ごとの「週1日以上」料理をするお父さんの割合を算出したところ、イクメンだと自負している「イクメン度」が高いお父さんほど料理をする頻度が高いことがわかったそうだ。
(自分自身の)イクメン度×「週に1日以上」料理をする頻度
(自分自身の)イクメン度×「週に1日以上」料理をする頻度
また、「お子さんはあなたを尊敬していると思いますか」という質問には、65.3%の父親が子どもから尊敬されていると感じていると回答。そして、上記と同様に各回答ごとの「週1日以上」料理をする父親の割合を算出したところ、「週1日以上」料理をする割合は「とてもそう思う」と回答した父親が最も高く、お父さんが感じている子どもからの「尊敬度」と料理をする頻度も比例することがわかったという。
「イクメン度」が高い父親は、子どもや家族のために「料理をする頻度」が高く、子どもと接する機会も多いことが予想される。子どもと接する時間が長いほど、子どもから尊敬されていると感じられる機会も増えるため、「イクメン度」が高い父親は子どもからの「尊敬度」も高いと感じているのではないだろうか。
お子さんはあなたを尊敬していると思いますか?
お子さんはあなたを尊敬していると思いますか?
子どもからの尊敬度×「週に1日以上」料理をする頻度
子どもからの尊敬度×「週に1日以上」料理をする頻度
ちなみに同社では、CSR 活動の一環である「百福士(ひゃくふくし)」プロジェクトの第10弾として、「全日本育麺(イクメン)メニューコンテスト」を10月18日から11月30日まで特設サイトで実施している。父親と小学6年生までの子ども (父と子2名1組)を対象に、即席麺を使ったオリジナルメニューを全国から募集。特設サイトでの一般投票で決められた上位10組が、横浜・みなとみらいのカップヌードルミュージアムで開催される決勝大会で料理の腕とチームワークを披露することになるという。
■全日本育麺メニューコンテスト
http://nissin-ikumen.jp/

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