世田谷区、さらに高い放射線量 地上1m、原因は不明

 東京都世田谷区の区道から最大で毎時約2・7マイクロシーベルトと周辺より高い放射線量が検出された問題で、区が13日に実施した専門業者による測定では、高さ1メートル地点で毎時3・35マイクロシーベルトが検出された。区は除染を含めた対応策の検討を急ぐ。
 今回の線量は「毎日8時間を屋外、残りを木造家屋内で過ごした」との仮定で年間被ばく線量に換算すると、国が避難を促す目安としている20ミリシーベルトよりは低い。
 高線量が検出された原因について、区は泥がたまる地表より高いところで高線量となった理由については「現時点で不明」としている。

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