時代が変われば、モノも慣習も変わる。それは会社のオフィスでも同じ。
現在時代は凄まじい勢いで変化していっており、次から次へと新しいモノ・慣習が会社に入ってきている。しかしそれは同時に、古いものがオフィスから消えていっていることも意味する。
それでは、今から5年後の2017年、一体何がオフィスから消えているのだろうか? この疑問に答えるため、米国ニュースサイト「Mashable」が世界で働く7000人以上の人を対象に調査を行った。すると、時代の流れを反映した次のような結果を得られた。
【5年後にはオフィスから消えていると思うモノ・慣習TOP10】
10位 USBメモリ(17パーセント)
9位 仕切りのある個人用小室(19パーセント)
8位 社長や役員のための部屋(21パーセント)
7位 スーツ、ネクタイ、パンティストッキングなどフォーマルなビジネスの服装(27パーセント)
6位 デスクトップパソコン(34パーセント)
5位 机の電話(35パーセント)
4位 標準労働時間(57パーセント)
3位 ローロデックス[回転式名刺整理機](58パーセント)
2位 ファックス(71パーセント)
1位 テープレコーダー(79パーセント)
※( )内は、全体のうち何パーセントの人がそう答えたかの割合
いかがだっただろう? みなさんが予想する5年後には消えているオフィスグッズ・慣習はこの中に入っていただろうか?
ちなみに、「これからオフィスでより使われていくものは?」という質問に対し最も多かった答えはタブレット端末(55パーセント)であった。ノートパソコンも高い支持を得ており、34パーセントの人がノートパソコンはこれからもっと使われていくだろうと答えている。
1年間ですら、思いもしない変化を見せる時代なのに、5年後のことなんて予想できるはずがない。確かに、そういう考え方もできるだろう。しかし未来はただ待つだけでは面白くない。どうせなら未来のことを必死に考え、迎えた方が未来、そして今をより楽しめるはずだ。みなさんも5年後のオフィスがどうなっているのか考えてみてはいかが?
(文=田代大一朗)
画像:flickr/Phillie Casablanca
参照元:Mashable(英文)