[ロサンゼルス 16日 ロイター] 言語研究団体グローバル・ランゲージ・モニターが独自に集計する毎年恒例の「世界ファッション都市ランキング」では、昨年3位だったロンドンが、常勝ニューヨークを抑えて1位になった。東京は昨年の14位から5つ順位を上げ、トップ10内に返り咲いた。
米テキサス州に拠点を置く同団体は、世界中の新聞や電子メディア、インターネット上で使用された単語やフレーズの頻度などを分析。ウィリアム英王子とキャサリン妃のロイヤル・ウェディングや、同妃のウェディングドレスで再び注目を集めた高級ブランド「アレキサンダー・マックイーン」の存在が、ロンドンの順位を押し上げた要因だとしている。
トップ3はロンドン以下、2位がニューヨーク、3位がパリとなっている。東京は2009年が12位、2010年が14位とやや低迷していたが、今年は9位にランクインした。これ以外では、シンガポールが8位、ベルリンが10位と、同ランキングの集計が8年前に始まって以降、初のトップ10入りを果たしている。
ランキングのトップ15位は以下の通り。()内は前回の順位。
1・・・ロンドン(3)
2・・・ニューヨーク(1)
3・・・パリ(4)
4・・・ミラノ(6)
5・・・ロサンゼルス(5)
6・・・香港(2)
7・・・バルセロナ(10)
8・・・シンガポール(15)
9・・・東京(14)
10・・・ベルリン(18)
11・・・シドニー(7)
12・・・マドリード(11)