世界最大級のワイン品評会、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)の授賞式が6日夜、ロンドンで開かれ、日本酒部門の最優秀賞「チャンピオン・サケ」に富久千代酒造(佐賀県鹿島市)の「鍋島 大吟醸」が選ばれた。
富久千代酒造の飯盛直喜社長(48)は「光栄の一言。日本酒の魅力を世界にアピールできるこういう場があることは素晴らしい。鍋島のつくり方を後世に伝えていきたい」と喜びを語った。
同部門は日本国外最大の日本酒品評会。海外での日本食人気を受け、2007年新設された。参加蔵元、銘柄数ともに年々増え、5回目の今年は、206蔵元の468銘柄が出品された。日欧の酒やワインの専門家ら25人が審査を担当した。(共同)