世界最大のショッピングエリアはロンドン、東京2位=調査

 [ロンドン 17日 ロイター] 英調査会社センター・フォー・リテール・リサーチ(CRR)が実施した調査で、世界最大のショッピングエリアはロンドンであることが分かった。
 この調査は、ショッピング比較サイト「ケルクー」の委託を受け、世界の主要都市22カ所を対象に実施。それによると、2010年のロンドンの小売売上高(食品除く)は642億ポンド(約8兆6400億円)となり、東京の614億ポンド、ニューヨークの470億ポンド、パリの466億ポンドを抑えて1位になった。
 ケルクーのマーケティングディレクター、クリス・シンプソン氏は「ロンドンの成功のカギは、膨大な数の観光客が生み出す売り上げと、店舗の質と量が相まったことにあるようだ」と述べた。
 同調査によると、ロンドン市内にある2万6000店舗には、世界の主要250ブランドのうち138ブランドがそろい、調査対象都市の平均90ブランドを大きく上回る。また、海外からロンドンを訪れる観光客は1410万人と、近隣ライバル都市を約400万人引き離している。
 また、ロンドンは昨年のオンライン売上高でも99億ポンドで世界1位だったという。

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