「日テレは来年春の改編で、土日を大きくいじるようです。その対象には、いまや大物司会者となったあの人も……」（民放社員）
気が付けば57歳になっていたヒデちゃんこと、中山秀征である。
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民放社員が明かす“衝撃情報”
中3で群馬から上京し、芸能事務所最大手のナベプロ（現・ワタナベエンターテイメント）の門を叩いた中山。20代半ばの若さでテレビ番組の司会者となると、特に日テレでは、1993年スタートの「TVおじゃマンボウ」から30年以上にわたり、生番組の司会を務めてきた。
「俳優でもお笑い芸人でもない“テレビタレント“という肩書に誇りを持ち、共演相手に合わせて柔軟にスタイルを変え、長寿番組をいくつも生んできた。でも2018年にフジの『ウチくる！？』が終わると、キー局地上波のレギュラーは日テレ日曜朝の『シューイチ』のみとなりました」（芸能記者）
私生活では、元タカラジェンヌの白城あやかと結婚して、4人の息子のパパ。長男の中山翔貴は俳優になり、同じ事務所に所属している。都心の高級住宅街に延床面積約300平米の豪邸を構え、2年前には避暑地に別荘も建てるなど、押しも押されもせぬ芸能界の大御所の暮らしである。
しかし、その中山に不穏な情報が。
「唯一の地上波レギュラーである『シューイチ』が終わるというのです。視聴率はさほど悪くない。今年はレギュラーの中丸雄一さんとコメンテーターの北澤豪さんにスキャンダルもありましたが、それよりも中山さんの司会で14年間も続き、そろそろフレッシュな番組に替えたいということのようです」（前出・民放社員）
KAT－TUNメンバーの中丸は 「週刊文春」8月15・22日号で女子大生とのアパホテル密会が報じられ、 サッカー元日本代表の北澤は 同誌11月14日号で人妻との高級ホテル密会と、 立て続けに不倫疑惑を報じられている。
「中丸は芸能活動の謹慎に入り、『シューイチ』では本人不在の中、中山が『大変ご迷惑をおかけいたしております』と謝罪する羽目に。中丸の復帰のめどは立っていません」（前出・芸能記者）
自宅を出てきた中山を直撃すると…
後輩のために頭を下げたにもかかわらず、番組終了というのは本当なのか。
11月17日早朝、「シューイチ」出演のため、濃紺のジーンズのセットアップ姿で自宅を出てきた中山を直撃した。
——「シューイチ」が来年3月で終わるんですが、中山さんはご存知でいらっしゃいますか？
「いや、シューイチは、終わらないです」
——あれ、そう聞いたのですが？
「いや、終わらないです（笑）」
笑顔で応じる中山。
——リニューアルみたいなことですか？
「いや、とんでもない。まったく。ええ」
——そうですか。
「引き続き、宜しくお願いします。朝からご苦労さまです。15年目に向けてがんばります！」
——継続ということですか。
「継続で！」
小誌記者に高らかに番組継続を宣言した中山。
来春から「シューニ」にタイトル変更
果たしてどういうことなのか。取材を継続すると、日テレの来春改編について、新情報が入ってきた。
「土曜朝の『ズームイン！！サタデー』が終了します。裏番組の『めざましどようび』（フジ）と『グッド！モーニング』（テレビ朝日）が好調なのに比べて低調で、その時間帯をテコ入れします」（日本テレビ関係者）
そして、「シューイチ」は驚きの展開に。
「『シューイチ』はこれまでの日曜日に加えて、土曜日にも放送されることになりました。タイトルも『シューニ』に変わりそうです」（同前）
なんと中山の仕事は増えるのだという。
日本テレビに事実確認を求めたところ、「制作過程についてはお答えしておりません」と回答。
テレビタレントの地位はしばらく安泰のようだ。
（「週刊文春」編集部／週刊文春Webオリジナル）
