中古家具に本格参入=買い替え需要狙う―大塚家具

大塚家具は8日、中古家具の買い取り・販売事業を本格的に展開すると発表した。中古家具の買い取りをてこに新しい家具への買い替え需要を掘り起こし、経営権をめぐる「お家騒動」後も低迷が続く売り上げの回復につなげる考えだ。

買い取りは同日から開始。10月16日までは家具引き取りの訪問作業料を無料にするキャンペーンも行う。修復した中古家具は、10月中旬から大阪市住之江区と横浜市鶴見区の店舗で主に販売する。

東京都内で記者会見した大塚久美子社長は「中古市場の拡大で新規家具の需要も高まっていく」と狙いを説明した。今後は小型の中古家具専門店も展開する計画だ。

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