北京共同】中国は5日、春節(旧正月)を迎え、北京市中心部の地壇公園で伝統的な縁日「廟会」が開かれた。銅鑼や太鼓の音が鳴り響く中、獅子舞が披露され、新年を祝う家族連れやカップルら多くの人が楽しんでいた。
今年の干支は日本ではイノシシだが、中国では豚になる。園内には赤い服をまとった金色の豚の像が設置され、訪れた人たちがスマートフォンで記念写真を撮っていた。
「福」と書かれた扇形の飾りも取り付けられ、多くの出店が並んだ。早朝は氷点下まで冷え込み、1杯30元(約490円)の牛ホルモン煮込みや、1本10元のゆでトウモロコシを買い求める人の姿が見られた。