中国・湖南の医師、過労死 肺炎患者急増で人手不足

【北京共同】中国の通信社、中国新聞社(電子版)は4日、湖南省衡陽市で新型肺炎の対応に当たっていた男性医師(27)が3日、急死したと伝えた。地元当局は、連日の業務による過労死だとしている。中国では医療物資や病床、医師ら人手の不足が深刻化している。

 男性は1月25日以降、高速道路での体温検査や、病院の医療物資の管理を担当していた。3日午前0時に残業が終わった後宿舎に帰り、死亡。短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」では「こんなに若いのに」「すべきことをしない政治指導者こそ先に死ぬべきではないか」との声が上がった。

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