旅行の口コミ&ランキングサイトのトリップアドバイザーは2日、2013年夏の「中国人旅行者に人気の海外旅行先、トップ20」を発表した。
国連世界観光機関(UNWTO)の統計によれば、2012年に米国、ドイツを抜き、海外旅行での支出額で世界最大となった中国。この急成長市場のシェア獲得は、各国の観光局や旅行業界にとって重要な課題となっている。
その中国の旅行者の間で現在人気となっている海外旅行先の上位3ヵ所は、1位が香港、2位はタイ・プーケット、3位は台湾。かねて人気の高かった香港は、前年比の伸び率では50%と下がったものの、1位をキープした。
一方、前年比で4倍以上の増加となった急成長エリアは、日本の京都が最大の伸び率580%で17位にランクイン。そのほか、15位の韓国・済州島(570%)、18位のマレーシア・コタキナバル(550%)、19位のベトナム・ハノイ(510%)などが人気を上げている。