2016年7月17日、中国メディアの観察者網は、台湾のネットユーザーが自作したという中国人観光客がいなくなったことを喜ぶ広告について紹介する記事を掲載した。
記事によると、蔡英文(ツァイ・インウェン)政権発足後、訪台中国人旅行客が減少しているが、台湾のあるネットユーザーはそのことを喜び、「中国人が来なければ来ないほど、平和と美しさが見えてくるのだ」などの広告を作成。中国語のほか、英語と日本語でも作成したという。
これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
「これはいい!やめないで引き続き制作してくれ!」
「これは今年見た中で最高の広告だな。100点満点だ」
「これは中国のネット上でも大々的に流さないと」
「我々にはこの広告を実現する義務がある」
「俺に資金さえあれば、この広告を国営テレビで放送するんだが」
「この広告を空港、ホテル、レストランで24時間放送して、台湾人の人情味を中国人観光客に教えてあげたらいいと思う」
「この先、台湾へお金を送るような経済政策はすべて取り消すことを希望する」
「世界各国が中国人へのビザ要件を緩和しているのに、台湾だけは逆行しているな」(翻訳・編集/山中)