2月21日、テレビ朝日で行われた会見で、中居正広が3月いっぱいで30年以上、在籍していたジャニーズ事務所を退所することを発表した。
「退所に至った理由や今回の決断にあたって元SMAPの4人にメールで報告したことなどが語られました。また、新しい事務所『株式会社のんびりなかい』を設立していたことも明らかになりました」(スポーツ紙記者)
事務所の登記簿を見ると、会見の3日前である2月19日に設立していた。
「この日は’15年に79歳で亡くなった中居さんのお父さんの命日だったんです。会見の前に設立したのは、彼なりに思うところがあったのでは」(同・スポーツ紙記者)
一時的に名義を貸しただけです
週刊女性は、2月下旬に都内の事務所『のんびりなかい』に足を運んだ。オフィス街の古いビルの3階にあり、一見すると芸能事務所には見えない。ドアをノックすると、70代の男性税理士が出てきて対応してくれた。
「ここは一時的に名義を貸しただけです。私が中居さんの顧問税理士を25年やっていたこともあり、彼に“どうしてもお父さんの命日に会社を作りたい”と相談されたんです。ただ、その日に設立するまであまり時間がなかったので、ここを提供したんです。正式な場所が決まれば、すぐに移ると思いますよ」
着々と再スタートに向けて準備を進める中居。振り返れば、’16年にSMAPが解散し、翌年に稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人が事務所を退所した。それ以来、多くのメディアで中居も3人のもとに合流するのではないかと報じられていたが……。
「現時点で『新しい地図』への合流はないそうです。ただ、会見でSMAP再結成の可能性について聞かれた際に、“ゼロではないし、100%ないとも言えない”と、含みを持たせる発言をしていましたよ」(前出・スポーツ紙記者)
ファンの間ではSMAP復活に期待が高まっているが、実は“あの人”が再結成の鍵を握っているようで……。
「’96年にSMAPを脱退し、オートレーサーに転身した森且行さんです。5人では難しいかもしれませんが、森さんを入れた6人なら可能性はあると思いますよ。森さんの仕事が一段落したタイミングで、1夜限りの再結成も考えられます」(芸能プロ関係者)
なぜ、彼がキーマンになるのかというと、
「メンバー全員の橋渡し役だからです。彼は中居さんたち4人と親交が深いイメージがありますが、実はSMAP時代にいちばん仲がよかったのは木村さんです。休日はよく2人で遊んでいましたし、サーフィン好きという共通点もあった。木村さんとは今も連絡をとり合っているそうですよ」(同・芸能プロ関係者)
過去の雑誌のインタビューでも、木村は森がグループ内で重要な役割を担っていたと語っている。
《中居がSMAPを自転車に例えてたよね。それでいうなら、森は、もちろん自転車のパーツであるんだけど、それと同時に油でもあると思う。動きをなめらかにしてくれる潤滑油》
デビュー当時と同じ6人が並ぶ日も、そう遠くない!?