名古屋大大学院医学系研究科の鬼頭浩史准教授(整形外科学)らのグループは、乗り物の酔い止め薬に使われる「メクロジン」に、骨の伸長促進作用があることを突き止め、4日に米オンライン科学誌プロスワンで発表した。
成人でも120~130センチと極端な低身長をもたらす難病、軟骨無形成症の治療に応用できる可能性がある。安全性が確認され長く使用されてきた薬であり、早期の臨床治験も期待できるという。
鬼頭准教授によると、軟骨無形成症は遺伝子の突然変異により、1万5千人に1人ほどの割合で生まれる。
名古屋大大学院医学系研究科の鬼頭浩史准教授(整形外科学)らのグループは、乗り物の酔い止め薬に使われる「メクロジン」に、骨の伸長促進作用があることを突き止め、4日に米オンライン科学誌プロスワンで発表した。
成人でも120~130センチと極端な低身長をもたらす難病、軟骨無形成症の治療に応用できる可能性がある。安全性が確認され長く使用されてきた薬であり、早期の臨床治験も期待できるという。
鬼頭准教授によると、軟骨無形成症は遺伝子の突然変異により、1万5千人に1人ほどの割合で生まれる。