人なつこく、人間に従順な犬は、猫と並び実際にペットとして飼っている人も多い動物。そんな犬がどのように飼われているのかを探るべく、アイリスオーヤマが運営する犬の情報サイト「アイリスペットどっとコム犬といっしょ」が、「犬の国勢調査2010」を実施した。
この調査は同サイトの会員 2,880人が飼っている4,023頭の犬を対象に行われたもの。まず、現在の犬の年齢についてたずねてみると、1歳以下が23%、2歳以上7歳未満が 48%となった。また、高齢の7〜11歳未満も19%と多く、エサの品質向上や室内飼育の増加などによって寿命が延び、高齢化が進んでいることがうかがえる。
次に飼っている犬種についてたずねたところ、トップは「ミニチュアダックスフンド」に。以下、「雑種」「チワワ」「トイプードル」「柴」「パピヨン」「ヨークシャーテリア」「シーズー」「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」「ポメラニアン」と続いている。全体的には8割が超小型犬〜小型犬となった。
そして飼育環境についてたずねると、全体の85%が「室内」と回答。「どちらかというと室内」の6%を加えると、実に9割が「室内」との結果になった。いまや犬は室内で飼うのが当たり前の時代になっているようだ。
さらに「お散歩以外で一緒に出かける回数」についてたずねると、トップは「1週間に一度程度」(33%)に。以下、「1か月に一度程度」(20%)、「2週間に一度程度」(18%)、「3か月に一度程度」(9%)、「半年に一度程度」(7%)と続いている。また、その行き先は「公園・キャンプ場などの野外施設」が1位。2位以下は「ドッグラン」「ドッグカフェ」「ペット同伴可の宿泊施設」の順となった。