今年の「中秋の名月」が9月8日に早まる

今年の『中秋の名月』38年ぶりの早さ
来週8日は十五夜(中秋の名月)。今年は38年ぶりとなる早い時期に中秋の名月がやってきます。今年より更に早く楽しめるのは2052年9月7日になりそう。まだ日中は夏の名残がありますが、8日は夜空の月にたっぷりの秋を感じたいですね。当日の天気予報もチェックしておきましょう!!
9月2日(火)午後6時半の月 サンシャイン60(54階) 日本気象協会からの眺め
38年ぶりの早さ 2014年9月8日(月) 『中秋の名月』
上の写真は2日(火)午後6時半頃、日本気象協会の窓から写した月です。
まだ半月ですが、来週8日(月)頃には満月に近いかたちとなって、
十五夜『中秋の名月』を迎えます。
(今年から2020年までの7年間は完全な満月ではありません)
中秋の名月とは、旧暦8月15日に見える月のことをいいますが、
旧暦と現在の暦の数え方の違いから毎年同じ日にはなりません。
昨年は9月19日、一昨年は9月30日で、2000年以降最も早かったのは2003年の9月11日でした。
例年は9月中旬~10月初旬ですが、
なんと今年は9月8日。1976年以来、38年ぶりの早い時期に観月を楽しむことができるのです。
それ以前に8日となったのは1957年です。
また、次に今年より早くお月見が楽しめるのは2052年9月7日になりそうです。
このような早い時期に名月が見られるのは稀ですので、
8日は是非、夜空の月を眺めて、秋の風情を楽しみたいものです。
9月8日(月)の星空指数
お月見はできるの? 全国的に晴れ間が多い!! 星空指数
では、実際に8日の当日、月が見られるのかどうか確認してみましょう。
現時点の予報では、8日は関東や沖縄では雲が広がりやすいですが、
その他は全国的に晴れ間が多くなる見込みです。
上の図は各地の星空指数をあらわしています。
関東は0~10%、沖縄は20~30%で少し心配ですが、
鹿児島や広島、名古屋は60~70%、その他は40~50%の所が多く、
月が見られる可能性が高いです。
8日までに、まだ予報が変わる可能性もありますので、
下記リンクにもあります『星空指数』や『全国の天気予報』も参考に
皆さんの地域の空の様子をチェックしてみてください。
月見団子や里芋、さつまいも、季節の草花などと共に、
美しい中秋の名月が見られると良いですね!!

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