今年最も多かった名前 男子は「大翔」「蓮」 女子は「陽菜」「結愛」

明治安田生命保険が9日発表した「生まれ年別の名前調査」によると、2011年生まれの名前で表記上一番多かったのは、男子が「大翔(ヒロト、ハルトなど)」「蓮(レン)」、女子は「陽菜(ヒナ、ハルナなど)」「結愛(ユア、ユウナなど)」となった。
 大翔は07年以降5年連続、蓮は7年ぶり2回目の1位。陽菜は2年ぶり6回目、結愛は初の1位となった。読み方では男子が3年連続で「ハルト」が、女子は3年ぶりに「ユイ」が1位となった。
 明治安田生命では、東日本大震災を機に、人と人との結びつきや愛情が再認識されたことや、閉塞感のある国内経済などを背景に明るい希望に向かって羽ばたいてほしいといった親の願いが込められていると分析している。
 また、快進撃を続けたサッカー日本代表やなでしこ旋風などの影響から、人気サッカー漫画の主人公にあやかった「翼」が男子の名前の10位(昨年は61位)にランクイン。子役として大活躍の芦田愛菜ちゃんの「愛菜」も、女子の名前の昨年64位から5位に急上昇した。
 調査は、同社の顧客の中から、11年生まれの男子3648人、女子3503人を対象に行われた。

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