今知らないと危険!実は赤身肉は体に悪いことが明らかに

ハンバーガーや牛丼に焼き肉、どれも一般的に好まれているメニューですが、「毎日食べている」という人は注意が必要かもしれません。
これらのメニューに使われているのは、高タンパクで脂肪分が多い赤身のお肉。ジューシーで身近な食材ですが、心臓病、糖尿病、ガンのリスクを高めることがさまざまな研究で実証されています。
■赤身肉は最大20%も死亡リスクを増長させる
米誌TIME電子版では、この赤身のお肉に関する最新の調査結果を紹介しています。
それは、ハーバード大学研究者の22年にわたる膨大な調査によるもので、12万人もの医師と看護師が患者の食生活について調べたもの。
その調査結果から、ステーキ、焼き肉など一枚肉は死亡リスクを13%増加させ、ホットドックやベーコンなどの加工食肉は20%も死亡リスクを増加させるということが判明したのです。
さらに、これらの結果を分析すると、一日に摂取する赤身肉を減らして、42gかそれ以下を食べることによって、男性の約9.3%と女性の約7.6%が死亡を回避できたとしています。
■赤身肉の代わりに魚、鶏肉、ナッツ、全粒穀物
報告書の中でもっとも重要なポイントが、赤身肉の代わりに魚、鶏肉、ナッツ、全粒穀物などよりヘルシーな選択をした場合も経過が見られています。
赤身肉の代わりにこれらの食材から何か一つを取り入れると、20年の間に最大で19%も死亡リスクを減少させたとのことです。
そのうちナッツ類は19%死亡リスクを減少させ、鶏肉や全粒穀物はそれぞれ14%も死亡リスクを低下させました。
タンパク質は消化する時にエネルギーがより多く必要になるので、結果として代謝を上げ、燃焼効率のよい体にしていきます。ボディキープのためにもタンパク質は大切なんですね。
特にダイエットをしている時はヘルシーなタンパク質を意識して摂取していきたいものです。

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