仙北や奥州など4市 「茶文化」連携PR

茶文化を支える都市が連携してシティーセールスにつなげようと、樺(かば)細工の茶器が名産の仙北市と南部鉄器の主産地の奥州市が、特産品の販路拡大に協力する茶文化プロジェクトを発足させた。
 「最高の技 茶文化プロジェクト 仙北 奥州 掛川 多治見」と銘打ったプロジェクトで、深蒸し掛川茶で有名な静岡県掛川市、美濃焼で知られる岐阜県多治見市も参加。それぞれの特産品を売り込む。
 6日に4市の市長が、東京ドームで発足宣言書に署名。入れたてのお茶を味わった。
 門脇光浩仙北市長は「樺細工の茶筒に深蒸し茶を入れ、南部鉄瓶で沸かした湯を使って美濃焼の茶わんで飲んでほしい」と話した。小沢昌記奥州市長も「四つの特産品を組み合わせると、おいしさは4乗になる」とアピールした。
 4市は今後、各市が主催するイベントに特産品を持ち寄るなどし、茶文化や特産品のPR活動に取り組む。

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